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お気軽にお問い合わせください。

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日々進化するテクノロジーは AIの浸透を機に益々住宅の在り方を変えてゆくでしょう。
けれど テクノロジーの進化は 住宅に安らぎや癒し、快適性をもたらしはしません。
人も住宅も自然と無縁ではいられない。
五感を澄ませ 自然の力に学び、テクノロジーと共生する住まいを目指したい。

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この街で!

川崎市中原区の個人設計事務所です。
この地で開業して25年。
地域密着型の設計事務所であろうと心掛けてきました。
住宅系を中心に建替え、リフォームの設計に関するご相談、マンションの大規模修繕のコンサルタントなど幅広いご用命承ります。
家づくりのスタートは先ず設計からとお考えの方、歓迎です。お気軽にご相談ください。

これからの住宅

長期優良住宅制度、住宅性能表示制度、そして2020年施行の低炭素住宅義務化等、住宅性能の数値化、見える化に向けて私たち設計者も日々研鑚を重ねております。しかし、行政によって決められた数値基準を満たすことだけで住宅の住み心地や快適性が担保されるわけではありません。住み心地の良い住まいは、数値の指標だけでは表せない何かがあるのです。設計はそれが何のか? その家がその土地に在らねばならない何かを探し求めることだと考えます。

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家づくりの原点

住宅性能の高度化だけを追求すると、省エネ性では熱を通しやすい開口部より熱抵抗の大きい外壁が幅を利かせ、住宅が閉鎖的で防御的傾向を帯び易くなります。さらに耐震性やセキュリティーの強化が閉鎖性へ一層の拍車をかけることになります。

そんな性能値をクリアーしただけの住宅の見た目は判で押したようにのっぺらぼうで薄ら寒さを覚えます。

宅地のミニ開発によって無表情な量産住宅が建ち並ぶ街並みには目のやり場が無く、居た堪れなくなります。

殊に、人口増加傾向にあるここ中原地域では、いたるところで宅地のミニ開発が盛んで、無機質な街並みが年々膨張していく傾向が顕著です。一度その街並みが形成されてしまうと、その周辺の人々は嫌でも最低数十年はその景観を受け入れざるを得ないのが現実です。

新築住宅の8割以上を住宅産業が供給する日本の住宅事情では、政府の国際公約であるCO2削減、省エネ目標を達成するためには、先ずは住宅産業に政策を浸透、徹底させることが何より効果的であることは言うまでもありません。

しかし、その政策の履行には 街並みの景観を破壊する副作用を伴っていることも認識しなければなりません。


薫風そよぐ爽やかな季節には窓を開け放ち、自然の恵みを全身で感じたい。窓を閉じる季節でも、室内は木質系、土系の素材中心の設えとし、フィトンチッドに包まれ癒されたい。それが私の家づくりの原点。

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